11歳位の時にはタトゥーショップにたむろする様になっていたバート・グリムは
1916年、彼が16歳の頃からプロフェッショナルタトゥーアーティストとしての
キャリアをスタートさせます。
若い時には、バッファロー・ビルが手掛けるサーカスの様に各地を巡演する『ワイルド・ウエスト・ショー』に参加し、 シカゴ、ホノルル、ソルトレークシティ、ラスベガス、シアトル、ロングビーチ、セントルイス、オレゴン、中国と数々の地にタトゥーショップをオープンさせます。
『ボニー&クライド(Bonnie and Clyde)』など数々の有名人にもタトゥーを彫っています。
1952年、彼が52歳の時にロサンゼルスに移住します。
カリフォルニア州のロングビーチの『Nu-Pike』はアミューズメントパークや200件以上のショップが並び、こちらのお店はアメリカ国内で一番古くから継続してあるスタジオで、世界中では二番目に古いのだとか。
1950年、1960年代にはお店に来るセーラーやトラッカー、バイカーなど沢山の人にタトゥーを彫っていたそうです。
1970年にはロングビーチのお店をボブ・ショウ(Bob Shaw)に売り、バート・グリムはタトゥーからリタイアをします。
が!!!
すぐにリタイア生活に飽きたバートはポートランドにお店をオープンして、彼が病気になる1977年まで月に10人程度を彫っていたんだそうです。
ライル・タトルの背中のタトゥーはバート・グリムによるものです。
バート・グリムからタトゥーを教わった有名タトゥーアーティストも多く、その一人ボブ・ショウは、1983年~1988年まで『The National Tattoo Association』のトップとして、広くタトゥーを世の中に広める活動を続けていました。
嘘か本当かは分かりませんが、バート・グリムは『私は一番素晴らしいタトゥーアーティスト。私は世界で一番素晴らしいタトゥーアーティスト』と呪文のように唱えていたと言う噂もあります。
彼の描いたフラッシュは今でも、沢山のタトゥースタジオの壁に飾られています。
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