ゼケ・オゥエンさんは「Tattoo Zeke」とも呼ばれています。
1958年ごろにロサンゼルスでタトゥーを始めたのだそうです。
ハーレーにまたがり、アメリカの様々な港に向かい、タトゥーを彫っていたそうです。
1950年に彼のおじさんがグアムでオープンしたタトゥースタジオを、再びよみがえらせました。
その後、ハワイにも移住しています。
ハワイでは沢山の兵士たちが駐留していて、毎晩遅くまでタトゥーを彫っていたとか。
サンディエゴのお店ではマイク・マローンも数年間働いていたそうです。
カバーアップも上手だったそうです。昔からカバーアップはされていたのですね。
タトゥー雑誌の「Skin&Ink」では毎号「Ask Zeke(ゼケに聞く」と言うコラムも掲載されていて、現代のとても一般的になったタトゥーとは全く異なる古い時代のタトゥーにまつわる話などを質問とはかなり脱線した話をオモシロおかしく聞かせてくれていました。
毎号楽しみにしていたファンも多かったのではないでしょうか。
タトゥー業界に影響を与えた偉大な彫師の一人です。
彫師と言う職業は、会社に勤めるサラリーマンと違い退職金などありませんし、「今を生きる」と言う生き方を選ぶ方も多く保険をかけている人も少ない様で、現在ゼケさんはアルツハイマーの病を患い、医療費に困っているそうです。
息子さんが募金のためにオークションを開催しようとしていましたが、親子間での問題があったため白紙に戻ってしまったりと問題も多いようですが、シャンハイ・ケイトさんなども参加して、オンラインでの寄付も始まっているようです。
人生何が起こるか分かりません。
保険は入っておいた方が良いのでしょうか。
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