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タトゥー業界に影響を与えた100人 - No.32

ガス・ワグナー(Gus Wagner)

ガス・ワグナー(Gus Wagner) ガス・ワグナー

Gus Wagner(ガス・ワグナー)は1872年にアメリカのオハイオ州のマリエッタと言うオハイオ川河口にある町で生まれます。
マリエッタはフランスのマリー・アントワネットにちなんで付けられた町名なんだそうです。

ガスは12歳の時に旅の巡業公演で全身タトゥーの人を見たのだそうです。
その頃のアメリカでは、全身にタトゥーを入れた人は見世物としてサーカスやショーに登場して、人気を集めていたそうです。

若くして行商人として外の世界へと飛び出したガスは1897年には商船隊員として船に乗り、世界中を回ってロンドンやケープタウンやシドニーやホノルル、サンフランシスコなど様々な港に立ち寄ったそうです。

ガス・ワグナー(Gus Wagner)のタトゥー1

インドネシアのジャワ島やボルネオ島では現地の人に伝統的な手彫りのタトゥーを彫り方や道具の使い方を見習ったのだそうです。

1901年までに264つものタトゥーを体に彫ったガスは「アメリカで芸術的なタトゥーを一番多く入れた男」として自身を売り出したのだそうです。

アメリカにもどり、様々な経験を生かして旅する彫師として、またはサーカスのパフォーマーとして活躍します。

ガスは1904年頃に後の奥さんとなるMaud Wagner(マウド・ワグナー)さんと出会い、交際を重ねマウドはガスからタトゥーを学び、数年後に結婚します。
マウドはアメリカで初の女性彫師と言われています。
ガスとマウドの間に生まれたLovetta Wagner(ロベッタ・ワグナー)も9歳から彫師として活動します。 ガス・ワグナー(Gus Wagner)のタトゥー2

1890年ごろから彫師の多くは電気式のタトゥーマシンを使いだしましたが、ガスは手彫りにこだわり続けたのだそうです。

自分の写真やトレードカードなどを整理してスクラップブックを作り、映画やラジオやテレビなどにも出演したそうです。

その後は手作りの木彫りのトーテムポールを販売したりとマルチな才能を生かし、ショーマンとしても活躍を続けたそうですが、1941年に雷に撃たれて亡くなったのだそうです。

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