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タトゥー業界に影響を与えた100人 - No.45

ロン・アッカーズ(Ron Ackers)

ロン・アッカーズ(Ron Ackers) ロン・アッカーズ

Ron Ackers(ロンアッカーズ)はイギリスのリバプールに近いエレスメア・ポートで1932年2月21日に生まれました。

兵隊だった二人のおじさんがタトゥーを入れていたので、小さなころから興味を持っていたのだそうです。
美術の授業で「この絵を描きなさい」と課題があっても、いつもタトゥーデザインを描いていたのだそうです。
ぼんやりと自分はアートに関わる仕事をして生きていくと思っていたそうです。

3ヶ月間お給料をためて、1946年の14歳のときにチェスターで彫師をしていたBill Stokes(ビル・ストークス)にファーストタトゥーを彫ってもらったのだそうです。
その頃はタトゥーに対する法律もなく、14歳だからだめと言った理由もなかったそうです。

ロン・アッカーズ(Ron Ackers)のタトゥー1

その後沢山ビルに彫ってもらい、1940年代後半にビルがリタイアする際に、機材を譲ってもらい、自分や友人へ彫り始めたのだそうです。

兵役に行く年齢になり、英軍医療部隊に派遣されたビルはそこでもタトゥーの技術は役に立ったのだそうです。

1952年にチェスターで初めての自身のタトゥースタジオをオープンします。
昼間は工場で働き、夜と土曜日にタトゥーを彫っていたのだそうです。

ロン・アッカーズ(Ron Ackers)のタトゥー2

港に近い街だともっとお客さんが来るだろうと考え、リルと言う町に移住します。
そこで沢山の彫師たちに出会い、Les Skuseにも出会います。
リルのアーケードにある自身のショップで12年間彫っていたのだそうです。

その頃のイギリスでは針やインクを使いまわし、特に衛生面に気を使っていなかったのだそうです。
初めてアメリカを訪れLyle Tutleのお店を訪ねた際に、ライルが針を消毒をして、お客さんごとにインクを交換して剃刀を使い捨てにしているのを見て、カルチャーショックを受けたのだそうです。
良い習慣をイギリスへと持ち帰り、周りにも広めていったのだそうです。

ロン・アッカーズ(Ron Ackers)のタトゥー3

「昔ではタトゥーが入っているなんて考えられないような町を歩いている普通の人達がタトゥーを入れている世の中になった。
そんな人たちは1つか2つ小さなタトゥーを入れていて、簡単に消せるようにもなった。
もし大きなタトゥーを入れる人たちだけなら、タトゥー業界はこんなに大きくならなかっただろう。
小さなタトゥーを入れる人達が今のタトゥー業界を支えているんだ。でも言葉で表すのは難しいけど、自分が昔タトゥースタジオに行って肌に絵を乗せた時の周りの雰囲気や空気はまるでマジックの様だった。」
と言っています。

ロン・アッカーズ(Ron Ackers)のタトゥー4

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