Painless Nell(ペインレス・ネル)は女性の彫師です。
Painless(ペインレス)とは日本語で「痛みがない」と言った意味になり、この名前が付いたタトゥーアーティストがたまにいますが、タトゥーに痛みは付き物です。
1940年代後半にサンディエゴのダウンタウンのアーケード沿いに「Painless Nell(ペインレス・ネル)」と言うタトゥースタジオをオープンします。
1970年には「Ace Tattoo」にスタジオ名を変更します。
1987年に市からの要請で移転を余儀なくされ、ビーチ沿いにお店を移転させます。
Bob Shaw(ボブ・ショウ)など、有名な彫師もペインレス・ネルと共に働いた事があるそうです。
Painless Nell(ペインレス・ネル)の事を語る書き込みの中には「切り刻むだけの店」、「傷を作られるだけ」、「気をつけろと警告された」と言ったものもありますが、現在までお店が続いていると言う事を考えると続いている理由もあるのかと思います。
施術中は寡黙であまりおしゃべりをする方ではなかったとも言われています。
亡くなる少し前まで、Ruth(ラス)と言う姉妹で彫師を続けていたそうです。
ペインレス・ネルの妹(または姉)は木製の義足をはめていて、
昔にネルがタトゥーの勉強のために、ラスの足に彫ったところ、バイキンが入り足を切断することになってしまったのだそうです。
その後ラスはネルからタトゥーの技術を教わり習得し、タトゥーアーティストになったと言う事です。
リタイアしたら色々な場所に旅行に行こうと夫のHuey(ヒューイ)とトレーラーに住んでかなりの額の貯金をしていたそうですが、リタイアして数ヵ月後に亡くなってしまいました。
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